いつのまにか、ここにいる

 

 

こんばんは。

乃木坂46ドキュメンタリー映画

『いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46』を観に行ってきました。

 

思ったこと、感じたことをつらつらと書いていこうと思うのですが、もしかしたらネタバレしてしまう可能性があるのでまだ観てない方や読まない方が良いかなって思う方はここでツイッターに戻りましょう。

 

 

 

 

 

 

なぁちゃんが卒業してから、ただ漠然と卒業という事実を受け止めていて、でもどこか実感がないような、ゆるい幸せがだらっと続いてるというか、そんな感じで過ごしていたのですが、映画を観て、また乃木坂46を知って、推しメンのことも知って、色んな感情が巡りに巡って、言葉で表せない、わたしが表したら壊してしまいそうな、そんな気持ちになりました。

 

映画を見て、今まで乃木坂に対して不思議に思っていたこと、分からなかったことが分かったような気もしました。

 

西野七瀬さんのこと。

2月に卒業した西野さん。

卒業前に言っていた「乃木坂の外に行ってみたい」という言葉。西野さんにやりたいことが出来たから、出来たから乃木坂46を飛び出してみたいと思ったんだろうな、って思ってました。映画を観て、きっと西野さんは成長したかったんだな、って。それはそうって考えたらそう思うんですけど、寂しさが先行して、はっきりとした理由が欲しくてどこかで忘れていたんですよね。今、卒業してしばらくして今の状態で少し満足している自分がいる状況で観たら、西野さんの卒業は、言い方が合っているか分からないですが、良い卒業、だったのかなって。サヨナラに強くなるってこういうことなのかなって思いました。西野さんの言っていた「人生は全て決まっているっていう考え方」とか必然とかそう思ったら西野さんが次のステップに自らいきたいと思ってしたことなら応援したいって思いました。この先も西野さんを見ていたら絶対幸せでいられるんだ、って思いました。

 

与田ちゃんへの接し方、こちらから見たら西野さんにも姉御肌なところがあって、そんな一面もあるんだな、って思っていたのですが、本当は与田ちゃんにも不器用に接していて、でも与田ちゃんにはしっかり伝わっていて、憧れで、西野さんにも与田ちゃんの気持ちがしっかりと伝わっていて、言葉はないのにお互いに想いが伝わっていて、素敵だなって思いました。

 

なぁちゃんが卒業前、泣き顔より笑顔でいた理由が分かった気がしました。

 

寂しいものは寂しい!っていう真夏の言葉に救われました。年末の西野さんの乃木坂46としての最後の活動の映像が流れた時、紅白の映像が流れた時、卒コンの時よりも西野さんと過ごしてきた思い出が蘇ってきて色々溢れてしまいました。

 

 

高山一実さんのこと。

たかせまるはわたしにとって大好きで大切な存在です。二人を見てきて、二人が仲良しなことも、大好き同士なことも、誰よりも寂しさを感じていることも分かっていたけど、高山さんの寂しさは想像以上に大きいものでした。西野さんの卒業前、高山さんはよく寂しそうな笑顔を浮かべていました。きっと西野さんのこと傷つけないように、寂しいとかやめないで、とは言えるけど、どこか冗談っぽくなぁちゃんを困らせないように笑ったいたかずみんの笑顔は、自分の寂しさを隠すものでもあったんだなって気付かされました。「失恋のようなもの」っていう表現が、たかせまるなんですよね。置いていかれたと言ったら大袈裟だけど、残されたかずみんの想いって、寂しさを紛らわして笑顔だったかずみんの優しさって、きっと西野さんにも伝わってて、これからも二人は続いていくんだと思うけど、切ないなって…。かずみんの「過去を振り返っても未来のことを考えても寂しい」という言葉がもう…胸が苦しいんです。そんなかずみんにかけてあげる言葉が見つからなかったんですよね…。

 

 

齋藤飛鳥さんのこと。

成人式にも同窓会にも出席した飛鳥ちゃんのことが不思議だった。意外だなと思ってました。飛鳥ちゃんは、セブンルールとか情熱大陸とかを見て、どこか皆と距離を置いてて、一人になろうとしてて、そういう人なんだって。でも、そんな飛鳥ちゃんのこと、不思議と一回も悪い印象を持ったことないんですよね。良い子なんだろうなってずっと知ってるんですよね。飛鳥ちゃんが言ってた「こういう自分が正しいとは思わない」的なセリフが印象的で、飛鳥ちゃんは「好きで一人でいる訳じゃない」って言ってたのと、「でも一人でいてしまう」って言ってたのが全てなんだと思いました。きっとこれ以上に色々言うのは飛鳥ちゃんも嫌だと思うので、何も言いませんが、きっとみんな飛鳥ちゃんのこと分かっているよって思いました。飛鳥ちゃんが良い子で優しい子で不器用で乃木坂メンバーのこと好きなことも全部全部分かっているからみんな飛鳥ちゃんのことそっとしてるんだなって思いました。

 

生田絵梨花さんのこと。

いくちゃんって、ミュージカル女優になるっていう夢を叶えてるんですよね。いくちゃんが乃木坂のために沢山色んなことしてくれるのってなんでなんだろうって、正直不思議に思ってました。舞台のリハとバースデーライブが重なった時にメンバーから応援メールとかリハで一人で疲れて俯いてたいくちゃんに寄り添い集まる一期生を見て、分かりました。理由は思っていたよりも本当にシンプルでそのシンプルさが乃木坂46の関係性なんだなって思いました。いくちゃんが真夏に「まだいるよ」って力強く言っているシーンとか「乃木坂にいたいって気持ちが年々強くなっている」と言ってくれることが本当に嬉しかった。タイトルの「いつのまにか、ここにいる」ってそういうことなのかなって思いました。

 

 

乃木坂46のこと。

綺麗なんです。シンプルなんです。

お互いがお互いのこと想い合ってるってシンプルなのに難しいことなんですよね。それが出来てるってきっと今まで積み重ねてきた思い出があるからなんだなって。こちらが入る隙間のないくらいの関係性だからかなって思いました。

「卒業なんて制度なくなってしまえばいいのに」ってメンバーが言っていて、こちらが思っていたことをメンバーも思っているんだな、って。卒業して行ったメンバーがいたから今の乃木坂があるように、卒業して行ったメンバーがいたからこれからの乃木坂が作られていくんだろうなって思いました。桜井さんの「好きな子があるから、まだ一緒にいたいから、ということしか乃木坂にとどまる理由がない」みたいなことを言っていたのが印象的で、どこか寂しいけど、そう思えるアイドルグループって良いなって純粋に思いました。

 

そんな乃木坂メンバーを見てると本当に幸せになってほしいって思うんですよね。他人事みたいなんですけど、幸せにしたい!って思うのですが幸せにできる自信はないので、わたしが乃木坂メンバーの幸せを願うことで、乃木坂メンバーの生活の中の本当に小さな嫌なことでも無くなれば良いなってくらいで願ってます。それか本当に小さな良いことでも良いからわたしが願うことでそれが起こってくれたら良いなって思います。

 

 

これから乃木坂がどうなっていくか分からないけど、乃木坂メンバーの関係性は一生変わらないんだなって思えるので、それだけでずっと乃木坂のこと大好きでいられるなって思います。

 

 

なんか長々とまた言ってきましたが、こんなこと思ってるのわたしだけかもしれないし、みんながどう思っているか、どう思うか分からないけど、これがわたしの正直な気持ちですね。乃木坂と推しメンが大好きなんですよ。本当に大好きなんです。

 

 

乃木坂46を好きになって良かったです。

 

 

では、また。